寝起きに体がだるいワケ
寝起きに体がだるい、という経験は誰でも一度はありますよね?
この体がだるいというのは、病気が理由となっているのではなく、そのほとんどが睡眠中から起床にかけての頭の切り替えの最中であるためです。
眠っている時というのは体はほとんど動かす必要がないので、必要最低限の体の動きしかしませんよね?
稀に激しく寝ぼけてしまう方もいますが、それは稀です。
この体を全く動かさないモードから、動きまわる活動的なモードに切り替わる時が寝起きです。
つまり、寝起きはこの体のモード切り替えが行われているために体がだるい、という感覚になるのです。
このだるさは、脳や体がしっかりと起きるまではしばらく続きます。
この脳と体がしっかりと起きるようにするには、お湯でシャワーを浴びるのも良いですし、軽い運動をするのがおすすめです。
そういったお湯や運動によって体に刺激を与えることで少し強引に体と頭を起こすことができるのです。
しかし、1つだけ注意点があります。
体を強引に起こすということは体の血流を良くさせ、心拍数を上げるということです。
つまり、同時に血圧の上昇も招いてしまいます。
健康体であれば問題ないのですが、高血圧だと診断されたことがある方の場合には、この「強引に起こす」という方法はおすすめしません。
体温と同じくらいのシャワーに浴びるのであれば問題はありませんが、熱いお湯で入浴をしたり、ランニングをしたりといった体に大きな刺激になる方法は行わないようにしましょう。
うまく体と脳を起こしてあげて、体がだるい毎日とおさらばしましょうね。