高齢者が元気で過ごすためには
高齢者というのは、体がだるいと感じやすくなります。
というのも、高齢者は代謝が落ちますし、摂取する栄養素も偏りやすいからなのです。
若い頃というのは、毎日のように仕事をし、さらに肉も野菜もたっぷり食べていたと思います。
しかし、高齢になると肉類を食べる機会が減少します。
また、ご飯と汁物、そして漬物程度で食事を終えてしまう方も少なくありません。
そういった食生活というのはどうしても栄養バランスの偏りの原因となってしまいます。
タンパク質の摂取量が減少してしまうと、体がだるい、と感じてしまう可能性があります。
また、運動不足も体がだるいと感じる原因の1つです。
高齢になるとどうしても運動量が減少してしまいます。
というのも、毎日仕事に通う必要もありませんし、掃除なども定期的にまとめて業者に依頼する方も多いようです。
そのため、そういった生活習慣が運動不足の原因となってしまい、気がつけば運動量が著しく減少してしまうのです。
運動不足というのは血流を悪くする原因となってしまいます。
血流が悪くなってしまうと、体に十分な酸素が行き渡りませんし、もちろん脳にも十分な酸素や栄養が行き渡らなくなります。
そうなれば当然体がだるくなりますし、肩こりや食欲減退といった症状が現れるようになります。
高齢者というのはどうしても食生活の乱れや運動不足といった状態を招いてしまいます。
そのため、普段から意識して、便利なものに頼りすぎずにしっかりと動くことが大切ですし、肉類や魚といったタンパク質も積極的に摂るようにしましょう。