産後に体がだるい原因って?
産後というのは意味もわからず体がだるい…
そのような症状に悩まされる場合が多いです。
産後だから出産の時になにか自分の体に起きたのではないか…
そのように感じてしまう方も多いのですが、実はそうではありません。
これは出産が直接的に関係しているのではないのです。
実は、この産後に体がだるい、というのは自律神経のコントロールの乱れが原因として挙げられます。
自律神経というのは、心臓や内蔵、体温調節といった、自分の意思とは関係なく働いている体の機能のことをいいます。
動かしてください!と言われて動かせないものはほとんどが自律神経によって動かされています。
この自律神経は、体を活動的にする場合に必要な交感神経と体を大人しくさせる際に必要な副交感神経の2つの絶妙なバランスによって正常に保たれています。
しかし、このバランスが崩れてしまうと、色々な症状が引き起こされるようになります。
しかし、この自律神経の乱れというのは、体にはっきりと症状が出ません。
そのため、周囲の人達にはだらけている、やる気がない、などと言われてしまう可能性があります。
この自律神経の乱れの原因というのは過度のストレスや不規則な生活リズムが原因で起こります。
過度のストレスであったり、生活リズムの乱れ、さらには生活環境や職場環境の変化によっても引き起こされます。
これは産後にも当てはまります。
赤ちゃんのお世話というのは思っているよりもかなり大きなストレスとなってお母さんにのしかかります。
このようなストレスが体がだるい原因となって自律神経の乱れに繋がっている可能性があるのです。
体がだるい時には知らず知らずのうちにストレスで体が疲れ果てている可能性がありますよ。